日々の出来事や想い。お家生活をおくる娘との日常など…。
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母の命日。
2010年06月12日 (土) | 編集 |
母が亡くなって22年がたちました。

母はどうであったかわかりませんが、私は母とは一心同体だと思っていたので母を失ったときには、まるで自分の身体の一部分を失ったようで途方にくれたものです。

毎日、泣いて泣いて泣いて過ごし、母の位牌の前に座りじーっとみつめていました。
元気になって、また二人で静かに暮らしたかった。
私がもう少し一人前だったら、もっとちゃんと母を支えてあげられたんじゃないか?と本当に色々なことを考えました。


あの頃、すでに社会人として仕事をしていたわけですが、それがなかったら…と思うと今頃どうしていたのやら。

まぁ、それでも私は立ち上がりどこかで暮らしていたんでしょうけれど。

私の家庭が母子家庭だった上に、母の兄妹はみな県外にいるものですから会社の皆さんには本当にお世話になりました。
母が亡くなったことを連絡したときに、電話口で叫ぶようにして「うわぁ・・・」と泣き出した先輩の声はいまでも忘れることができません。
多くのみなさんに支えられた感謝は、どう言葉にしてよいかわからないほどです。



思うんです。母のことを笑って思い出すことができる日がいつかくるのかなって。
10年も経てば悲しみは和らぐかな…となんの根拠もなく思っていたのでしたが、いつの間にか20年が過ぎました。
それなのに。
笑顔の母を、笑い声を…なかなか思い出すことができません。

泣き言をいわない母が、「私は治るんですか?」と医師に訴えたことはこんなに鮮明に思い出せるのに。
今はもう、痛みや苦しみから開放され穏やかに過ごしているはずなのに。

送りだすのって辛いですね。



昨年のこの日、あじさいの写真をたくさん載せたのに、今年はまだ一枚も撮れていません。

私があまり外にでないから?

それともまだあまり咲いていない?


仕方がないから…とは申し訳ない話ですが、日光の輪王寺の中にある逍遥園という日本庭園でとったお花の写真を載せます。

これなんのお花ですか?
CIMG0318_convert_20100612011426.jpg

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時々、すぴが「ママのおかあさんは優しかった?」「どんな人だった?」と聞くんです。

「会いたかった」って。

ふふっ。天下一品の頑固さは圭子おばあちゃん似かもね(笑)


こうと思ったら一直線に突き進む。うん、母のイメージです。
でも、決して強くはない。

一直線に突き進むあまり、母の人生は波乱万丈だったといってもいいかもしれません。
そういえば、母が入院しているとき、「あなたが二十歳になったら話しておきたいことがある」と言っていたんです。
母は、私の二十歳の誕生日の40日ほど前になくなりました。
だから、その話がなんだったのか…とても気になります。

でも、もしかしたら自分の身体のことに気づいてもう話していたのかもしれません。
亡くなる前に、母についての重大なことをいくつか話してくれました。
そのひとつは、父は母と知り合ったときに独身と偽っていたけれど、実は既婚者だったというのです。
結局は、母を選んだということなんでしょう。
私は、そうだったんだぁ。。。と思いながら、ある出来事の疑問が解けたような気がしていました。

小学生の3年か4年くらいだったと思うのですが、その当時母はある人を探しているようでした。
電話をかけたり、運転できるお友達とどこかへ出かけたりしていたんです。

そしてあるとき。ちょうど父も船が帰ってきていて在宅していたのですが、家にひとりの女性がずたずたと上がりこんできました。
顔は覚えていないけど、とにかく怒っていた…のは間違いない。

その女性は、床に父の服を叩きつけて帰っていきました。

だれも、それが誰なのかは教えてはくれません。
気を使える子だったので、私も聞くことはしませんでした。

あの人は、父の服を持ってきて、それを床に投げつけた…。
父と関わりのある女性。
父には、そういう人がいたから、父と母は仲がよくなかったんだなぁと思っていたんです。

母の話から、その人が父の前の奥さんだったのだろうと思い、その出来事を話したのですが母は「しらない」と言いました。
忘れるはずなどないでしょうから、もう話したくなかったんでしょうね。
私もそれ以上はなにもいいませんでした。


それにしても、この出来事からすでに30年は経っているわけです。
なのにハッキリ思い出せる。
父の服の色や、叩きつけられたときの激しい音。
こういうのって、消えないんですねぇ。


いろいろあったなぁ。


いろいろ。


人生いろいろをみせつけられて、冷めた大人になっちゃったかなぁ。


ねぇ、おかあさん。




でも、幸せだなあって思うんです。私も母も。

母の亡くなった日をちゃーんと毎年思い出してくれる人がいること。

朝になったら、おいしいコーヒーでもいれて、飾ってある母の笑顔の写真に、「私は元気よ。おかあさん」と手を合わせようと思います。


あっ。今なにか聞こえたかも。

「コーヒーもいいけど、冷えたビールが欲しい」って(笑)

やだなぁ、宮崎の人ってほんとに呑んべぇなんだから。


昨年の今日の日記はココ。



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コメント
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2010/06/12(Sat) 09:07 |   |  #[ 編集]
早いですね、1年って・・・昨年のアジサイ覚えていますよ。
お母様の年齢を越えたのですね。きっとお母様はホッと安心しています。そして、そろそろ心配でずっと見守り続けるのも疲れたなぁ~ってww

お母様~大丈夫ですよ。HANAさんもすぴちゃんも。
2010/06/12(Sat) 21:58 | URL  | ミリわん #r.rF7prM[ 編集]
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2010/06/12(Sat) 23:50 |   |  #[ 編集]
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2010/06/13(Sun) 02:57 |   |  #[ 編集]
月日のたつのは早いのに思い出はいつになっても色あせないで思い出に変わらないもの・・・・つらいことはなおさらですね・・・
私も去年のアジサイ覚えてますよ。もう一年経ったね。
天国でおいしいビール待ってるよ^^お母さん。
私も昨日教え子のお父さんがお亡くなりになったことを知り、ショック受けてます。うちの庭を作ってくださったひとなんで・・・・とても優しいご家族でした。ご冥福をお祈りしたいと思います。
はなも 毎年悲しくなるんだろうけど・・・元気出してね。
私も母とは一心同体みたいだから・・・
2010/06/13(Sun) 13:13 | URL  | よよ #-[ 編集]
きっとまた会えますよ。
 HANAさん、ゆっくり読ませていただきました。二十歳のHANAさんを残して逝かれたお母さん、無念だったでしょう。涙が出ちゃいましたよ。
 人は年をとるほどに別れの数が多くなります。若くして一番大切な人との別れを経験したHANAさんが茶目太は愛おしくてたまりません。今は私がHANAさんの母親のような気持ち。すぴちゃんが孫だしね。
 私は大切な人との別れを想う時、そのうち自分の寿命が来たらまた天国で会えるんだとおもったらそれほど死が怖くなくなりました。なるべく元気でいたいけれど、そのときがきたらみんな待っていてくれるんだなあって。
 HANAさんはまだ若いから当分会えないけれど、いつか必ず人は死にますから。三百年は待たないで大丈夫だと思いますよ。ミリわんさんはわかりません。二百年は待つようかも。妖怪か・・・ははははは
2010/06/13(Sun) 23:07 | URL  | 茶目太 #-[ 編集]
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2010/06/14(Mon) 23:54 |   |  #[ 編集]
みなさんへ
梅雨入りしましたが、今日は青空がキレイな朝です。

もう皆さんにはバレてるかもしれませんが、私は本当に甘えん坊で、でも…小さい頃母に甘えた記憶があまりありません。
親に反対されて結婚した以上、子供だけはきちんと育てたいと思っていたのか一人っ子でも厳しく育てられたし、それよりなにより子供ながらに母には私の甘えを受け止める余裕があまりない気がしていたからかもしれません。母はいつも誰かに甘え、守られたいと思っている…そんな風にみえていました。子供らしくない子供でしたねぇ、わたしは。

もちろんここに書けない話もひとつやふたつではないのですが、ずっと自分の胸にしまっておいたことをひとつ書き出せたこと、それに対してみなさんが広く優しい心で受け止めくださったことになんという言葉で気持ちを表していいのかわからないくらいです。
みなさんのコメントを拝見しながら、哀しみは、ときに怒りや悔しさや、強さや優しさを生むのだと感じました。

みなさんも私も、大切な方との思い出を笑顔で思い出せますように。

2010/06/15(Tue) 07:49 | URL  | HANA #WstX4HDY[ 編集]
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