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進路と記憶に残る卒業式。
2014年04月15日 (火) | 編集 |
相変わらず、久しぶりの更新です。

進級、進学の季節。不登校の子を持つ親にとって、心落ち着かないときですね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか…。

三月に入り、そろそろ進路も決まるかなぁという頃、すぴは、「そもそも高校に行く意味があるのか?」というところに、再び戻り、考え始めました。

こういう時、私には、彼女の心を動かすような言葉は思い当たらず、彼女の決断を待つしかありません。

そんなある日、朝起きると、すぴはまだ寝ずに起きていたようでしたが、私の顔をみるなり、「決めたよ。高校行くよ」と。すっきりした顔で言いました。
テーブルの上に、鏡リュウジの「魚座の君へ」が置いてあり、どうやら、その中にかいてある言葉が、すぴの気持ちをすっきりさせたみたいです。なんとも彼女らしい。

通信制高校+サポート校で進路が決まり、あとは卒業式。

「ずっと出るのは無理でも、証書はみんなと同じように受け取りたい」

すぴの気持ちがはっきりしていたので、担任やスクールカウンセラー(SC)と相談、打ち合わせをしました。

SCが、どうしようか迷っている生徒や、すぴのように証書授与を目標にしている生徒のために、相談室をあけたり、体育館のギャラリーに席を用意して付き添ってくださるということで、これは大きな安心感に繋がりました。

卒業式の前日に、最後の証書授与の練習があったので、それを上から私と見学し、放課後には、個別で練習を受けました。
先生方から、「いいね~上手だよ」「きちんと出来てる」「失敗しても、大丈夫だからな」と声を掛けてもらい、緊張の中にも、安心感を持って、当日を迎えることが出来ました。

証書を受け取ったあと退出するときに、学年主任が付き添いながら、体育館を出て、SCにバトンタッチ。
学年主任が、「おめでとう。頑張ったな」と肩をたたき、SCは、「がんばったわね」と抱き締めてくださいました。
すぴは、無事にやり遂げた安心感と、先生方の応援や心遣いに胸いっぱいという顔をしていました。

すぴの他にも何人か同じようなかたちをとっていましたが、学年主任とSCがその度に動いていらっしゃいました。
不安いっぱいの生徒にしっかりと寄り添い、支えるサポート。ありがたいなぁと感じると同時に、どうか、こういったサポートが、学年の体制やSCが変わっても続いていくようにと願う気持ちになりました。

そして、これもまた、とってもとってもありがたいことに、救世主あらわる!な出来事が。

クラスのある男の子が、式の前日に電話をくれました。

修学旅行の時、クラスで並んだときに隣り合わせになって、声を掛けてくれたみたいです。それで、以前教室に行ったときにも、「修学旅行で話したの覚えてる?」と言ってくれたとか。
すぴも、心細いなか声を掛けてくれて、嬉しくて、そういう子がいるんだよと、私に話していました。

電話では、「明日の卒業式、出れそう?」と聞かれたようで、証書授与は出るつもりだと言うと、とても喜んでくれたとか。
「なんで、電話までくれるの?」って聞いたら(笑)、「一緒に卒業したいじゃん」って。

大きな応援ももらって式に出て、教室に戻るときには、すぴもまざって、顔見知りの子と写真を撮ったりして名残惜しい時を過ごしました。
その男の子とも写真を撮りましたよ。野球をやっているみたいで、ずいぶん遠くの高校に進学したようです。

それでそれで、ちょっと続きが。
卒業式の数日後に、ポストに手紙が入っていましてね。
その男の子からで、「卒業式に来てくれてありがとう」って。
一緒に卒業出来て嬉しかったとか、修学旅行で話したときに、面白かったし楽しかったって。
だから、学校にきたら、きっと人気者になるんじゃないかと思っていたよ。オレは、普通に友達になれたと思うよって。
同窓会や成人式には、絶対おいでよって。

すぴ、号泣。

ほんとに、なんていい子なの~。

電話をくれた時の着信番号が残っていたので、お礼の電話をしてみたら?って言ったら、おそるおそる掛けて。
もう寮に入っているらしく、手紙は友達に頼んでおいたのだとか。
一緒に撮った写真を送ると言ったら喜んでくれたと。

すぴの話を聞いていると、その彼はクラスの盛り上げ役なのかな。
別に、すぴだけに、こうしてくれてる訳ではないのだと思いますが、中学の三年間、登校出来たのは、わずかだったし、お友達との関わりも少なかったけれど、振り返ると一年一年、思い出に残るお友達との出会いがあったなぁと思うのです。


卒業式に、出るのも出ないのも、それぞれの思いがあって決めること。
ただ、私からは、「その空気、雰囲気だけでも感じて欲しい気持ち」を伝えてきました。

これは確か何かの本で読んで納得したのだけれど、いつか、なにかの場で、「体育大会」や「卒業式」なんかが話題になったときに、雰囲気を知っているだけで、その場をしのげるんじゃないかって。
やっていなくても、見ていれば、「どこの中学校もマスゲームやるのね」って話に頷けるはず、そう言って体育大会に誘ったりしました。

今回、卒業式についてSCと話したときに、SCが全く同じことを考えていらして、SCがそれを「私は、【記憶に残すため】に、やるという決断もあるよ、と子どもたちに言ってるの」と。

なるほどなぁ~。「記憶」かぁ。

式を終えて、すぴが、「頑張ったな、わたし」「やれた感あるよ」って、自分で言っていて、何よりだなぁと思いました。やれたことに、あまり満足感を表さないので。。。

私は、やたらと緊張しましたが(すぴが、履き慣れない体育館シューズで、スッ転ぶかも、とか言うし)、すぴの証書授与のあとは、みんなの立派な言葉や歌に感激で、「めっちゃ泣いてる。ほら、ティッシュ」と、すぴに言われる始末でした(^_^;)



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