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「初めての、教室」。そのきっかけ。
2011年06月14日 (火) | 編集 |
五月も終わる頃、すぴが登校しました。

一度も教室に入ってなかったし、入学式の「とにかく何も受け入れません」な様子から、この壁を乗り越えるのは容易ではないと想像がつきましたから、私にとっては「非常にびっくり」でまさかの登校という感じ。


その日、朝から登校し(車で送りましたが)、下駄箱で先生にすんなりとバトンタッチ。


初めての教室。
顔も、名前も知らない子がほとんどだとは思いますが、クラスのみんなは比較的温かく…、すぴが言うには「フレンドリーだった」ようで、それほど嫌な感じはしなかったような感想でした。


なにもなくて、登校することになったのでは(もちろん)なく。。。
あるきっかけがありました。


クラスの女の子からすぴに電話がきたのです。
彼女は、電話に出た私にこう言いました。
「私はちょっといじめのようなものにあって、お休みしたりしていて、最近は頑張って行っているのですが、すぴちゃんにも勇気を出して来てみて欲しいな…って。お話出来たらいいな…って思って電話しました」って。

彼女は、同じ小学校からきた子ではなかったのですが、名前には覚えがありましたし、私は一度顔を見ていました。
「あぁ、あの…。いつだか私に声を掛けてくれたよね」
っていうと、かわいい声で「はい」って。


入学直後のクラス便りに、席順表があったのですが、私はそこにちょっと珍しくて、かわいい名前を見つけました。「すぴが、オリキャラにつけそうな名前だなぁ。きっと好きだなぁ。」と思って、つぶやくように「○○○ちゃんって名前の子がいるー。かわいい名前だわー」と言うと、すぐにすぴが覗き込んできて、「うっわー、好き。かわいいっ。どんな子だろっ。興味あるわー」って。

ちらちらっと、他の子たちの名前にも目を通したりしたものの、私もすぴもその彼女の名前しか頭に入らなかったんです。


それから、しばらく経って、スクールカウンセラーの面接の日。
面接後に、担任の先生とお約束をしていたので職員室に行くと、入り口のところに二人の女の子が立っていました。
「○○先生を…」と担任を呼んでもらっていると、そのうちの一人の子が私を見て「あっ」と声を出しました。あとで考えると、私の顔ではなく、着用していた来校用の名札の名前を見たのだと思うのですが、「すぴちゃんは、元気ですか?」って聞かれました。
初めて見る顔だったので、とっさに彼女の名札を見ながら、「同じクラスの…」と言葉を返していたら、お名前がすぴと「かわいいー」と話していた、彼女でした。
内心「わぁ!」と驚きながらも、私たち親子に噂されていたことなど彼女は知らないのだから…と「同じクラスのお友達かな?ありがとう。なんとか元気にしているのよ」と答えると、彼女はにっこり笑って、「私は、違う小学校から来たんですけど気になっていて」と。

「よく声を掛けてくれたなぁ…」と、とってもうれしくて。
しかも、不思議なものだなぁ…というか、なにかの縁かしら…というか、すぴが同じ小学校からの子をのぞいて唯一名前を知っているクラスの子ですから…。

帰宅して、すぐにすぴにも話すと、すぴもびっくりしていました。
「勇気あるなぁ」「なんかうれしい」。
「で、どんな子だった?」って。
見て感じたまま、「おとなしそうな、でもしっかりしていそうな、髪をふたつに結んでいて、かわいい子だったよ」って言うと、「へぇー」って。



そして、またしばらく経って。。。その彼女からの電話。
すぴに、○○○ちゃんからで、ちょっと事情があって、彼女も色々辛いことがあるようだ…ということをささっと伝えると「ちょっと話してみる」と電話に出ました。

うん。
30分くらい話していたのかな。

時折、すぴの話していることが耳に入るのだけれど、素直に自分の気持ちや感じ方なんかを話しているように思いました。また、○○○ちゃんの悩みに耳を傾けて、自分と重なるところ、話を聞いて感じたことを伝えていたようです。長くなりそうなので、今日は省きますが、いつか機会があったらここに書けたらいいなぁと思う言葉もありました。

この日の電話を最初に受けたのはすぴ兄で、普通にすぴに「同じクラスの○○さんが、すぴいますか?」ってと、すぴに受話器を渡したようでした。ちょっとその時私はそばにいなくて、すぴの怒っているような声がしたのでそばに行くと、「兄さんが、電話に出ろっていうけど、わたし、そんな子知らないし。」と、すぴ兄から聞いたのが彼女の苗字だったので、「知らない、知らない。出ない」と混乱していました。
それが、数分後には穏やかな声が。。。
すぴ兄が親機でとったので、そのまま親機で話していて。コードを伸ばしても、すぴの声が聞こえていたので、私はすぴの言葉に「グッ」とくる場面もありました。

すぴが、「なんか私、いまとってもうれしいんだよ」。
「明日、ちょっと頑張ってみるよ」と、登校するらしきことを話しているときは、もうウルウルしちゃって。

私以外の人に、自分の素直な気持ちを話したことはあまりないと思います。

いくらかでも、話せたんだなぁ。
彼女の辛さも分かって、お互い共感しあえるところがあったんだろうなぁと思いました。


電話を終えて、彼女と話したことを私にたくさん話してくれました。
すぴは、「こういうの初めてだ」と言っていました。
そうだろうなぁ…って思いました。

そして、「明日、頑張ってみる」と。

まぁ、布団に入るときには、「行きたいけど、ずっと行ってないし、不安もある」「いったいどうしたらいいのよー」とワンワン泣き出し、私に抱きしめられていたすぴですが。。。
うーん。30分以上は泣いていたかな。。。一時間くらいだったかなぁ。。。

なんとか。
なんとか「明日の朝、起きたときの気分次第で」という言葉がすぴから出るまで落ち着いて眠りにつきました。三時を過ぎていましたね。起きられるかな…と思いながら、私も寝ました。

そして、朝も、まぁ、なんとか。
なんとか起きて、登校したというわけです。


長くなりました。
その日の様子は、また「いつか」。


2011052503

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